直送葬儀の費用
直葬は一般的な葬儀と違い、多数の参列者がくることもなく、お通夜や告別式を執り行うこともありません。
お亡くなりになられたら、葬儀屋さんに故人をお迎えにきてもらいます。病院で亡くなられた場合は、死亡診断書を書いてもらいます。ご自宅でなくなられた場合は、検死になる可能性があります。その場合には、監察医の先生に診てもらうことになるので、１0万円くらいの費用がかかります。ご自宅で亡くなられた場合でもかかりつけの医師がいて、死亡診断書を書いてもらえると検死にならないので、その費用約10万円はひつようありません。
葬儀、告別式をしなくても火葬場で、おわかれ花を棺にいれて故人とのお別れの儀をすることは、できます。その場合、花屋さんでお別れ用の花を準備してもらいます。1～2万円くらいの費用が必要です。
費用もかからず、お願いすれば火葬炉の前でお経も読んでもらえる直葬ですが、中にはトラブルもあります。
直葬の場合は読経や戒名が存在しないので,お寺側からするとお布施や戒名料などが貰えないためトラブルになりこともあります。
親族間での問題や菩提寺の問題が片付いて、直葬を執り行い落ち着いた頃に、訃報を聞きつけた方達が次から次へと弔問に訪れる事があります。
そうなると遺族は、経緯の説明やお茶を出したりという作業をひっきりなしに行わなくてはなりませんし、それが精神的な苦労になる事もあります。
